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新規に何かを始めるというのはなかなか大変な作業である。年を取るにつれて何かを始めるハードルはどんどん上がり、調べ物を始めて何か壁にぶつかると「あーだりい。世界滅びねえかな」と言い始める。あ、これは中二病だった間違えた。
しかし壁にぶつかると何とか解決しなくてはいけないと使命感を燃やすのはエンジニア(笑)としてはありがちである。所詮(笑)がついてしまうくらいの実力しかないのだが。。
まあそんなこんなあり(中略)ブログをはじめようかと思った。
今始めるならWordpress一択らしいので、新しくWordPressを始めるに必要な作業を調べ始め、ここ最近無駄にググりまくる作業を行い散らかし、ついでにインターネットのタブも完全に開き散らかしていた。開きすぎてChromeの使用メモリが7GBを超えていた。もはや完全にPC内の公害と化していた。
クックック・・・我が瞬間ググり密度はかなりのものだったと思われるな。勢いでいうとタブが1分の間に20くらいは開かれていったことだろう。爆速の翁と呼んでくれ。
ググるのヘタクソか。的確に記事を見つける努力をしろ。
公害であることを自覚しろ。
今この瞬間にそれなわかる王国が乱立した。
なぜ乱立したかはさておき、この開き散らかしているタブを鎮めていくために終了の儀としてここに納めていこうと思う。本題に入るのが遅すぎる。ブログヘタクソマンか?
WordPressでサーバを立てる手順は大きく三つあると思われる。
- レンタルサーバを借りてWordPressをインストールする
- Amazon EC2でインスタンスを作成し、必要なツールをインストールしてWordPressを立ち上げる
- Amazon Lightsailでインスタンスを作成し、プリインストールされているWordPressを立ち上げる
どれを選んでも行けると思うので好きに選べばいいと思う。レンタルサーバで立ち上げる手順は「ブログの始め方」でググれば一瞬で見つかるのでここを見る必要はないっす。マジで。
AWSを触ってみたい気持ちでブログをはじめようと思ったんだけど、流石にAWSだとブログ始める前の作業で力尽きてブログやるの飽きそうに思えたので、調査の結果、最初からいろいろセットで入ってる一番下のLightSailを利用して立ち上げることにした。こっから先は具体的な手順へ。
下記のAWSの公式サイトにアカウント作成の手順が書いてあるので指示に従う。基本的に公式サイトに記載があればその手順に従うのが最も正しい。サイトの上位に来るものを盲目的に従うのは危険である(自戒を込める)
AWSはルートアカウントという最強のアカウントがあるが、以下のサイトで「日常的にrootアカウント使うのマジでやめとけ死ぬぞ(超絶意訳)」と記載があるので、素直にIAM(IdentityandAccessManagement)ユーザを作っておくことが重要。
上記の注釈を見た上で以下のサイトを読むとわかりやすい。
認証のアプリは以下の英語マニュアルの下の方にAndoridとiPhoneがあるのでサポートされているアプリをインストールして入れたらよいと思う。私はAuthyを入れようとしたがなぜか認証が通らなかったのでGoogle Authenticatorにした。
こっからは実際にサーバの準備手順だ。ただ、当然先駆者やドキュメントがしっかりあるので、そんなに難しい手順ではない。
以下のサイトを参考にステップ2~5までを進める。基本的には手順通りにやって詰まるところはない。ステップ1まではさっきの手順で完了済み。基本的にやっていることは以下の通り。
- コンソールに入り、インスタンスと呼ばれるワードプレスを動かすサーバを立てる。→Lightsailではwordpressに必要なものがプリインストールされた設計図のようなものがあるので必要なソフトのインストールは不要
- 当然だが、インスタンスを立てるのは無料ではない(最初の一か月だけタダだが)ので料金プランを選ぶ。だいたい一か月3.5ドル。
- WordPressの管理画面に入るためのパスワードを取得してサインインする。
- WordPressにログインした後、userユーザしかない状態だったので、初期のものを使うのはセキュリティ的に危険かなと思い、新規で管理者ユーザを作成し、userユーザを削除した。(下の参考記事参照)
- lightsailの静的IP(インスタンスの起動停止によらず不変のIP)アドレスを作成しWordpressにアタッチ
ホームページを立ち上げると基本的に自分のサイトのドメインが必要だ。(XXX.comやXXX.netなど)ドメインは自分のサイトの住所みたいなものなので他人と被ることはできない。事前に使用したいドメインが可能かを調査してもらい可能なドメインを利用することになる。
このドメイン管理や購入などができるのがRoute53である。以下の記事がわかりやすいので手順通りにやるとドメインを購入できる。私が買ったときは1年で11ドルだった。
現在のままだとWordPressインスタンスは静的IPでしかアクセスできないが、ほかの閲覧者たちに「XXX.XXX.XXX.XXX」でアクセスしてくれと依頼するのは完全に野蛮人の所業だろう。したがって、ドメイン名でwebからアクセスできるようにマッピングする。
先ほどのawsのチュートリアルのステップ6を進める。登録したドメイン名の箇所は先ほどRoute53で取得したドメイン名を入力する。手順cの箇所だけ突然飛んでよくわからないように見えるが、route53のコンソールに飛び、登録済みドメインのネームサーバーの箇所を編集してLightsailのリストされているものに書き換えることで動いた。
http:ドメイン名でアクセスしてサイトに入れることを確認する。
最初はwordpressの方で初期に記載されているテンプレートが表示されるはず。
「何かしら作業で変更を加えたら逐一確認して問題ないかを確かめろ」と新卒の時に優秀なエンジニアの先輩から怒られたのだが、こうした確認をサボるとどこで問題発生したかの切り分けが大変なので毎回やろう。
上記のように右下にロゴが出るが、クリックするといろいろと出てはいけない内容が出ているので抹殺する。
sudo /opt/bitnami/apps/wordpress/bnconfig –disable_banner 1
sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache
上記のコマンドをAmazon LightsailのWordPressインスタンスにSSHから入れるコンソール画面から実行する。その後自分のサイトに入り、右下が消えていることを確認する。
安全なサイトの証明としてhttps化がある。https化すると通信にSSLを利用するため、通信内容が暗号化される。もし現代のサイトでhttp:で始まるサイトがあれば、そこで自分が投稿した内容は平文のままのため、通信内容傍受などにより「丸見えだよ~ん」となる可能性があるので無事死亡する。クレジットカード情報とか打つ際にhttpのサイトは信用皆無。滅びよ。
最近はどのサイトもhttps化されていることがほとんどのため、必須の作業といえる。
ただ以下のサイトの手順でツールを使えばさくっとできる。
http:ドメイン名でアクセスして、ちゃんとhttpsにリダイレクトされているか確認する。
ツールがちゃんと動いているのを確かめるのは重要なのである。
セキュリティ面は置いておくと、一旦ここまででwordpressの起動まではできていると思われる。次回機運が高まればどんなプラグインを設定するのがよいかを調べた知見(クソ散らばったタブたち)をもとに再度書く可能性がある。
こいつ参照ばっかりで自分で書く気がないな?
すでに綺麗にまとまっているものを再度書くのは実質車輪の再発明なのだよチミイ。
To be continued….